【スタッフブログ】ドライマウス
こんにちは、歯科衛生士のMです。
今日は、ドライマウスについてお話しします。
ドライマウスとは、口の中が常に乾燥し食べ物が飲み込みにくくなったり、ネバネバしたり、人によっては舌が上手く動かせず話にくくなったりする症状のことを言います。
原因は、加齢によるもの、病気や薬の副作用によるもの、生活習慣によるものに分けられます。
•高齢になってくると、唇やほほ、舌などの筋力が低下し、食べ物をしっかり嚙むことも難しくなるため唾液の分泌量が低下します。
•糖尿病の方は、血糖値が高いと体は尿から糖を出そうとするため脱水症状になり、口も乾燥しやすくなります。また、高血圧の方は、血圧を下げる降圧剤は血圧が下がると唾液を作って押し出す圧力も低下しやすくなり、口が乾きやすくくなります。
•タバコは、歯肉の血管を収縮し血液を減らす作用があるため口が乾きやすくなります。また、口呼吸の方は乾いた空気の影響をじかに受けてしまうのでドライマウスになりやすいです。
【改善策】
•こまめに水分補給をする。特に寝ている間は口が渇きやすいので、寝る前にコップ一杯は飲む。
•保湿剤やリップクリームを使用する。
•唾液腺マッサージをする。両顎の下、親知らずあたり(顎下腺)、耳の前方あたり(耳下腺)