蝉の声がうるさい夏になりましたね。

暑さや室内外の気温差に体調崩されてませんでしょうか?

 

少し前の話になるのですが、先月神戸で開かれていた「ジブリパークとジブリ展」へ行ってきました。

 

トトロが好きな私、ジブリパークの裏話ということでどんな展示なのだろうかとワクワクとお出掛けです。

なんと入場して初めのほうでネコバスに乗れるのです。私のテンションはもうどうしようもなく上がるばかり!

 

そんな興奮状態の私が一番印象に残ったのは、ジブリ映画に登場する有名シーンの模型でもラフ画でもなく、

物語の方向性をスタッフで共有するために提示していた指示書でした。

 

ゼロのものをそれぞれの役割ごとに作業をし、持ち寄ったときにぴったりと合わさるように。

頭の中にあるイメージを具体化して言葉にし、的確に伝える。

とても難しいことですよね。

 

思えば映画も、物語の世界へ連れて行ってくれるだけでなく、その中で私達はメッセージを受け取っています。

伝えるプロの仕事を見せてもらいはじめのテンションはどこへやら、伝える努力を諦めないことの重要さをしみじみと感じながら展覧会を後にしたのでした。

医療法人阡周会