【スタッフブログ】虫歯と飲み物
こんにちは
歯科医師のMaです。
夏真っ盛りで、暑い日が続きますね。
暑い日には熱中症対策として、飲み物をよく摂取すると思います。
虫歯と飲み物の関係について、今回お話ししたいと思います。
飲み物の中で、虫歯のリスクがないのはお茶、お水、牛乳です。
虫歯の原因として、糖分がよく頭に浮かぶと思いますが、糖分だけでなく、酸性の飲み物には注意が必要です。
歯を溶かす要因には、
①口腔内細菌が糖分を代謝して、酸を作り出す
②酸性の飲み物自身が歯を溶かしてしまう
大きく2つがあります。
なので、酸っぱくて甘い飲み物は歯を溶かす方向へWで働きかける為、かなり要注意!ということになります。
では酸っぱくて甘い飲み物ってどんなものがあるでしょうか。
- 炭酸飲料(コーラ、ペプシ、エナジードリンクなど)
- 果汁などのジュース
- スポーツ飲料
- 乳酸菌飲料
どうでしょう?
飲み物は酸性かつ甘いものがかなり多いということに気付かれたのではないでしょうか。
また、一度酸性に傾いた口腔内は、唾液の作用で中性に戻っていくのですが、それにはかなりの時間を要します。
なので、ちょこちょこ、甘い飲み物を飲むより、食事の際などにまとめて摂取し、食事以外の時は、お茶かお水での水分摂取を心がけるようにしましょう。