平成最後
正月気分はとっくに消え去ったDr.Iですこんにちは。
改元の年に当たった平成31年ですが、「平成最後」という言葉を、この年末年始の間に何度見た事かとうんざりされている方も多いのではないでしょうか。
語彙=ボキャブラリーも発想も貧弱なのか、とマスコミ批判の一つもしたくなります(笑)。
実際のところ、我々の仕事である医療においても、いえ、医療においてこそ、「分かりやすく」という事は非常に重要です。
大多数ではなく、すべての患者様に伝えるべき事を理解していただかなければならないのですから。
辻褄が合わない説明は論外ですが、医療である以上難しい専門用語を使わなければならない場面もたくさんありますし、病気や症状はそれらの原因も含めて難解な事もまた多くあります。
必要に応じ言葉を噛み砕き置き換えて例を挙げて、と、あらゆる手段を講じて理解していただこうと努力しております。
どんな言葉を使えば良いか、どんな例が良いか、そんな事を考えている内に余計分かりにくくなってしまったりもしますが(笑)。
Iは単刀直入に言い過ぎる、そんなお声をいただいた事もありますが、何より「分かっていただく」事を第一に考えております。
分かっていただいた上で治療が進み、症状が無くなり、二度とつらい思いをなさらないようになれば良い、そんな風に思いながら日々診療いたしております。
年頭のご挨拶として適当かどうか分かりませんが、今後ともよろしくお願いいたします。