予防治療

歯科医療を通じて
患者さんの笑顔を
常に問い続けていきたい

当院の予防プログラム

予防への道筋をつくる歯科医療【MTM】とは?

治療風景

MTMとは Medical Treatment Model(メディカルトリートメントモデル)の略称です。

むし歯や歯周病の科学的診断や治療の研究をする学問をもとに、病気の根本原因を知り、予防への確かな道筋をつくる医療プログラムがMTMです。初期のリスク評価から、その病気の予兆を的確に診断し、個々の患者さんに合わせた予防プログラムの立案、最小限治療などを行い、定期的なメンテナンスに至るまでの流れです。歯科医療先進国スウェーデンの予防歯科で実績を上げている静岡県静岡市の麻生歯科クリニックのシステムを導入し、実践することで医療効果を確実に高めてゆきます。   

日本における歯科医療の現状

う歯を持つ割合の年次推移 

う歯を持つ割合の年次推移 

この統計から日本国民の25歳から64歳までの年齢で国民のむし歯経験者数はほぼ100%という状況です。そして、治療をして年を取ると失う歯の本数が増えるという図式は、現在も変わっていません。すなわち、国民の口腔の健康状態は、良好とはいえない状況です。

4mm以上の歯周ポケットを有する者の割合の年次推移

4mm以上の歯周ポケットを有する者の割合の年次推移

国民の多くは、自分自身の歯周病に気づかず、 悪くなったら歯科医院へ行き、しばらく経つとまた具合が悪くなり、何度も治療を繰り返しているうちに結局、歯を喪失するという構図が出来ています。40歳を過ぎると免疫力が下がり、歯周病の進行が早まりますので、歯周病の予防に意識を向けることが必要です。

歯のメンテナンス受診率の比較

検診受診率

先進国では歯に対する関心度が高いのに対し、日本では驚くことに定期受診率は約6%です。これでは虫歯や歯周病が悪化しても仕方がありません。しかし、メンテナンスを通じ正しい医療情報の提供がなされ、適切な医療を講じていけば虫歯や歯周病は予防できます。お口の病気の対策は、専門家による定期管理(メンテナンス)が必要です。

診察の流れ ※初診の方

  • カウンセリング

    1カウンセリング

    患者様のご要望に添えるよう、お話を伺います。


  • 資料採取

    2資料採取

    現在のお口の状態を調べます。
    (※資料採取の順番は前後することがございます)


  • 結果説明

    3結果説明

    資料を基に今のお口の状態を報告いたします。


 

※痛みがあるなどの早急な治療が必要である場合は応急処置をはじめに行います。

資料採取の豊富な検査

虫歯、歯周病の検査

お口の全体を検査し、虫歯や歯茎の状態を調べて虫歯リスクを見極めます。

虫歯・歯周病検査

レントゲン写真(10枚法)or パノラマレントゲン

歯を支える骨の状態、根の状態、虫歯の有無などが分かります。

レントゲン検査

位相差顕微鏡による検査

位相差顕微鏡

歯周病に影響する菌の種類を調べます。

口腔内写真(5枚法)

規格化された写真で記録を取り、現在の把握・分析を行います。

  • 細菌検査(カリスクリーン)

    個人によって異なる細菌数を調べて虫歯リスクを見極めます。

  • 唾液量測定

    虫歯リスクは唾液量によって差が出るため、1分間に出る唾液の量を調べます。

  • 染め出し

    磨き残しがないか歯に着色をして調べます。

  • TBI

    歯科衛生士よりセルフケアの方法を提案します。

理事長のメッセージ

理事長

歯は年齢によって 失われるわけではありません。
原因を知り、原因を改善することが、治療においては最も大切です。

 

まめに歯科医院へ通っているのに、何度もむし歯ができてしまい、生涯にわたってむし歯治療を何度も繰り返し、最終的に歯を失っていく患者さんがたくさんいます。

削る治療でむし歯の穴を埋めることはできても、むし歯を治療したことにはならないのです。すなわちむし歯の原因への対処が必要です。

それは歯周病にも同じことが言えます。
患者さんの本当の満足はどう治すかではなく、どうすればお口の病気にならないかであると思います。 そのためには、科学的根拠に基づいた診療をおこない、治す治療だけではなく、病気の根本を治して予防する医療を行うことです。

医療法人阡周会 理事長 黒田 祐彰

お口の健康から
心の健康へ

健康なお口になったら次は
口元の美しさを手に入れたい。
大阪市東淀川区のくろだ歯科医院は
その気持ちに応える
「健康と美の一体型歯科医院」です。

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