親知らずは太い歯を抜くので、傷口(大きな穴)が残ります。この穴に黒いものや白いものが見つかることがあります。
黒いものは血餅(けっぺい)と呼ばれ、抜歯後にできる血の塊のことです。血餅は止血や抜歯後の治癒にかかわるものですので、無理に取らないようにしましょう。
白いものは、食べカスやかさぶたであることが多いです。不潔な指で触って取ると細菌感染を引き起こし、治りが悪くなり、そして骨が露出し痛みが増強する可能性があります。
うがいをして取れなければ、自然に取れるのを待ちましょう。食べかすが中に入ったまま傷口がふさがることはありません。